プロデューサーコラム:001「100人で作る舞台」 | NPO法人コモンビート
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プロデューサーコラム:001「100人で作る舞台」

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17期プロデューサーを務める坪田康弘(つぼT)です。
先日キャスト申込期間を終え、キャストが確定となり、
17期キャストのみなさんはプログラム開始を心待ちにしていることでしょう。
開始に向け、スタッフは準備を着々と進めております。


コモンビートのミュージカルは100人100日プログラムと称して、
100人が100日で舞台を作る形式をとっておりますが、
そういえば、「100人」とはどれくらいの数なのでしょうか?
小中高等学校では1クラス40人くらいですが、2クラス分でも100人にはなりません。
部活動で100人を越えるようなところがあったとしても、
レギュラー・補欠がいたり、いくつかのグループに分かれて活動していたり…と、
100人が1度に1つのものを作ることはないかと思います。
100人規模のパーティーもありますが、
参加者同士、そこが初対面、その場限りの付き合いの人も多いです。
つまり、「100人」という数はそれ程、普段の生活ではありえない数なのです。
そのような【ありえない数】を集めて、
コモンビートでは100人が100日で舞台を作ります。
そこにレギュラー・補欠はありません。
全員が主役です。1つの舞台に全員が上がります。
また、舞台はその場だけの付き合いでは創ることはできません。
1人ひとりが100日間を真剣に向き合っていかなければ完成できないのです。
キャストは「ミュージカル」という1つの大きなチャレンジをしていきますが、
実は「100人で作る」というチャレンジもしていくことになります。
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今まで16回、同じ演目のミュージカルが作られてますが、
1つとして同じ100日はなく、1度たりとも楽な100日はありませんでした。
ひとつの物事に対する受け取り方は1人ひとり違います。
100人はそれぞれの判断で行動をしていきますので、
2回、3回と参加しているキャストであっても、スタッフであっても、
毎回の練習が予想通りに過ぎるようなことはありません。
初参加者も経験者も区別なく、全員が全力で作ってきました。
だからこそ、同じ演目のミュージカルであっても、
毎回様々な感動があり、心を打つような舞台が作られてきたのです。
キャストのみなさん、100日間一緒にがんばりましょう!
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