キャストインタビュー12 黄大陸 木森芽依(メイ)さん | NPO法人コモンビート
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キャストインタビュー12 黄大陸 木森芽依(メイ)さん

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こんにちは!
黄大陸の堀井香織(かおりぽん)です。
いよいよ本番まで残りわずか…
みんなドキドキワクワクを抱えながら残り少ない時間を過ごしていることと思います。
そんな中、コモンビート15期キャスト101名の中でも意思のあるまなざし、心震える表現力にかけては抜きん出ており、
後半シーンの重要ポイントを担う木森芽依(メイ)さんにインタビューしました。


Q.まず、参加した4月の段階では18歳、最年少参加ですよね!
※(コモンビートの参加は18歳以上となっております)
A.はい。途中で誕生日を迎えて19歳になりましたが、
 まだ未成年です(笑)
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Q.そもそもどうしてコモンビートに参加しようと思ったのですか?
A.まず今通っている学校の先輩が昨年の12期に出演していました。
 私は12期公演は観ていないのですが、その先輩が非常に輝いていて
 かっこいいと感じ、コモンビートに興味を持ちました。
 また、もともと3歳の時からバレエをやっており、宝塚に入団するために、ずっと稽古を積むなど、歌と踊りで表現したいと思っていました。
 残念ながら様々な事情で宝塚を受験することはできなかったのですが、その経験からミュージカルに出たいという気持ちがありました。
 
 なので、先輩の姿や話を聞いて、ミュージカルというのを知って
 コモンビートに参加しました。
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Q.では、4月からスタートしてどうでしたか?
A.まずソロの役をもらえなかったことが、すごく悔しかったです。。。
 実はバレエなどではずっと主役をやっており、「主役以外は役じゃない!」
 くらいに傲慢なことを思っていました。(苦笑)
 しかも、黄大陸というのも驚きで…。
 もっとはじける印象が強い赤や青大陸がよいと思っていました。
 なので、最初は「楽しめるかな」「黄大陸の人と仲良くなれるかな」
 と正直不安な気持ちがいっぱいありました。
 でも「やるしかない!」と無理やりそう思っていたら
 だんだん黄大陸の人たちがすごく優しくて、自分を含めた
 ひとりひとりを見てくれている、、、と感じるようになったのです。
 その後、大陸ダンスの「インド」でセンターの役をもらい
 ちょっと報われた感がありました。
 自分の居場所ができたような。歌のソロじゃなくてもいい・・・
 そんなこだわりが取れていくようでした。。。
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Q.その後、後半配役で「さあ、奏でよう」のアカペラソロに選ばれましたね。
 いかがでしたか?
A.すごくすごく嬉しかったです。
 これまでの努力が認められたような。。。
 そして、大切なことを学んだんです。
 
 それはセンターだけが大事なわけではないし、
 他の役にもちゃんと意味があるんだってこと。
 後ろの端にいても、本当にエネルギーを発していればちゃんとわかるし、
 見てくれる人は見てくれる。
 
 もし私がソロに最初から選ばれていたら、
 このことに気づけなかったかもしれません。
 同時に、子どもの頃からの願いどおり宝塚に入れていたら
 今の学校やコモンビートで得られているような
 友人や仲間、広い世界とのつながり、貴重な経験を得られないままでした。
 
 そういう意味で、「困難はあっていい」「あった方がいい」
 ということを実感しました。
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そうですか!わずか19歳でこんな深い気づき。。。すごいですね!
 (将来が末恐ろしいー!そのくらいポテンシャルの高い子なので)
コモンビートで得られる気づきや学びは人それぞれ。
101人いたら、101人それぞれ違います。
けれど、今回のメイの気づきはきっとこれからの人生を送りにあたって、大きなギフトになったのではないでしょうか。
そんな彼女は、後半シーン、戦争のあとの「さあ、奏でよう」で希望を胸に、未来を開く歌をアカペラソロで歌います。
彼女の歌声とこめられた想いは聞いている人の胸をゆさぶり
練習中に涙を浮かべる人もちらほら。。。
公演当日の歌声と、そこにこめられたメッセージ、
そしてキャストひとりひとりの学びと成長に満ちた姿をどうぞご期待ください!