2月27日(土)、28日(日)の2日間、神戸文化ホールにて、ミュージカル『A COMMON BEAT』の14期公演が行われました。
初日の27日(土)は、1500人もの親子を招待した初の大規模な招待公演!!
当日、会場を支えたウェルカムキャスト(以下、ウェルキャス)たちの様子を、今回初めてウェルキャスを経験した小出小百合(おでこ)がお伝えします!!
初日ということで、朝から舞台の仕込みや会場の準備があり、早朝にも関わらず、中部や関東からもお手伝いに駆け付けたウェルキャスがたくさんいました。
久しぶりに会うメンバーと再開を喜び合うのもつかの間、すぐに役割分担して、みんなでテキパキと荷物を運んでゆきます。
荷物を持って客席や楽屋を通るたびに、数時間後にここで公演があるんだなぁとドキドキしました。
作業が一段落すると、ウェルキャスの受付が始まりました。
一人一人、自分が今回どの部署を担当するのかを確認します。
その後は、お待ちかね、ウェルキャスTシャツの配布です!!!!
ウェルキャスは、その期のオリジナルTシャツ(白)を着ることになっています。
みんなで同じ白いTシャツを着ると、なんだか気持ちまでキリッとしてきます。
受付が済むと、次はパンフレットの折り込み作業です。
前日からパンフレットの準備作業を手伝っていた友松理沙(おそまつ)さんの指導のもと、
みんなで協力してせっせとアンケート用紙を挟み、Gカードを貼っていきます。
みんなでやると、あっという間ですね!!
そうこうしているうちに、ぞくぞくとウェルキャスメンバーが集まり始め、
全員集合して、挨拶や自己紹介の時間が設けられました。
関西、中部、関東、各地域から集まったウェルキャスたち。
知っている人も居れば、初めて会う人もいます。
交流をはかるため、15期の体験会でやっているというリズム打ちゲームをみんなでしました。
まずは2人ペア、次は4人、最後は部署ごとに集まって、早さを競いました。
ウェルキャス同士が打ち解けたところで、次は、14期キャストとの対面が待っています。
バンクーバーオリンピックを意識した掛け声を、
総勢60名以上集まったウェルキャス全員で練習し、キャストが来るまで隠れて待ちます。
続々と集まってくるキャストのみんな。
この人たちの公演を、自分たちが支えるんだという意識が高まります。
挨拶と掛け声をキメた後、キャストとウェルキャスでグループトークをしました。
公演を目前に控えたキャストの想いを聞くことが出来て、ますます応援したくなりました。
キャストと別れて、全体での打ち合わせも終わると、今度は部署ごとのミーティングに移ります。
私は内誘導担当で、お客さんを客席にうまく誘導していくためにはどうしたらよいかをみんなで話し合い、それぞれの持ち場、立ち位置などを決めました。
空き時間には、私たち内誘導の掛け声も決まり、モチベーションが上がりました。
時間が経つのはあっという間で、すぐに開場時間がやってきました。
私たち内誘導は、客席内でお客さんが入られるのを待ちます。
実際にお客さんを誘導してみると、座席の空席に偏りが出てしまったり、
なかなか思うように出来ず、難しいなぁと思いました。
この日の反省点は、翌日の本公演に活かしていきます。
お客さんを案内した後は、招待公演を観劇しました。
生き生きとした14期キャストを観て、最後までウェルキャスとして支えるぞーっ、
という気持ちでいっぱいになりました。
終演後、ロビーで何組かの親子連れのお客さんに、インタビューをしました。
「あなたの、ワクワクすることはなんですか?」
質問するのは、この一つだけ。
お子さんにも、お父さんやお母さんにも同じ質問をしていきます。
聞いた人の数だけワクワクが聞けて、とっても楽しかったです。
「ダンス」、「友だちと遊ぶこと」、「子どもの成長」、「発表会に出ること」、
「夫の給料日」、などなど・・・
インタビューの後は、家族写真を撮影してプレゼントしました!!
ロビーでお客さんと話すキャストのキラキラした笑顔や、
楽しそうに感想を話しながら帰っていく子どもたちを見て、
この公演に関われたことを誇らしく感じました。
今回初めてウェルキャスを経験して、自分が出演した13期の公演にも、
これだけたくさんの人たちの支えがあったんだなぁと、改めて実感することが出来ました。
長いようであっという間だったウェルキャス一日目、全員で挨拶をして、終了しました。
翌日28日(日)は、本公演!!!!
今日以上に頑張るぞーっと気合いを入れて、神戸の夜は更けていきました。