今回の合宿は滋賀県の琵琶湖の畔で行われました。朝は7時から、まだ少し冷たい空気の中、眩しい太陽の光を浴びながらのウォーミングアップでした。
午前中には砂浜でスイカ割りの熱いバトルもあり、全員が笑顔になれる盛り上がる企画でした。冷えたスイカをみんなとても美味しそうに食べていました。
1日目の地域対抗大陸ダンスバトルを終えた2日目は関西の”奏でよう”までの通しと中部の衣装付き全通しを行いました。前日の夜に練習や話し合いで寝るのが遅かったメンバーが多かったのですが、始まりから熱さを感じる通しでした。
関西はボーダーガードの会話の内容や倒れ方がとても工夫されていて、わかりやすい自然な笑いが起こりました。練習をやり込んだんだなというのが伝わってきました。
関西も中部も権力者の個性が光っていたと思います。
関西は勢いとその場に合った表情が素晴らしく、中部より1ヶ月後にスタートしたことを感じないくらい揃っていました。ダンスが上手いと感じることが多々ありました。
中部は練習が足りていないところもあったけれど、最初と最後の盛り上がりは特に際立ったと思います。私自身至らない所があり、とても悔しい思いをしました。本番の緊張の中でも落ち着いて音楽の音を聞いて動いたり、周りを見渡す余裕が必要だと感じました。
中部は本番まで約一ヶ月で、踊り込みと細部の磨き上げで完成度が違ってくる大事な一ヶ月だと思います。関西の本番も楽しみです。
同じダンスや歌を近くで見せ合うというのはとても意義のあることで、お互い刺激になりました。早朝からのランニングやスイカ割りなど楽しい企画もあって、とても良い合宿でした。
コモンビートの素晴らしい所は、スタッフのサポートや役割り分担や、理事の盛り上げが上手な所、経験スタッフや他の地方との繋がりや助け合いがすごい所です。”本気で楽しむこと”に本気なのだなと感じられます。だからこそ規模も年々大きくなり長く続いている団体なのだと思います。熱さは多くの人を動かすのだなと思います。
コモンビートは似た人の集まりではないので様々な人と関わることができます。
多くの人と一気に関わると、その分感じることや学ぶこと、自分について考えることや知ることが多くなります。その価値は自分次第で無限に広がります。その後の人生に大きく関わってくる事も多いでしょう。
今回の合宿は関西中部合わせて200人以上の参加で、受け取るパワーがいつもの2倍だったので、仲間と地元に帰ってくると何年も経ったような気がするくらい密度の濃い2日目でした。皆さん本当にありがとうございました。
33期キャスト 河井優子 (ゆうこりん)