33期スタッフの金子将大(ロック)です。
7月12日(日)、愛知県青年の家にて合宿練習の2日目でした。
合宿2日目の今日はイベント盛りだくさん!!
まず最初は「ダンス発表会」。
前半シーンの大きな見せ場の一つである各大陸の
特色豊かな全12個のダンスを発表し合って、
互いに感想やフィードバックを行いました。
もっとも驚いたのは昨日の合宿1日目と今日2日目の発表会での
みんなの圧倒的な成長と上達でした。
昨日とは別人かと思うその上達ぶりは、
みんなの集中力と努力の賜物だと思います。
そしてランチを食べてからの午後は、
なんとアメリカから来ているUCデイビス校の
学生たちとの「異文化交流企画」!!
キャプテンである大矢渚月(ツキ)さんのリードと竹中美咲(みさきち)さんの通訳の元、
「ジェスチャー当てっこゲーム」を行って交流しました。
出されたお題に対して、各自が自分だったらどうするかを
自由にジェスチャーで表現し合って、互いに何をしているのかを予想し合いました。
例えば「朝起きたらまず何をするか?」や
「落ち込んだら何をして立ち直るか?」などのお題が出たのですが、
国や文化は違っても案外同じような行動を取る人も多く、
言葉が100%伝わらない中で共通点や親近感をたくさん実感出来たのは、非常に面白かったです。
団体名でもあるコモンビート(共通の鼓動)にバッチリとマッチした
素敵な時間だったと思います。
そして最後は初の「前半通し」を行いました。
前半シーンを一切止める事なく最後までやり切る練習です。
しかもこの日はナントその前に交流していたUCデイビス校の方達が
10人ほどと、この日同じ合宿所に宿泊していた他団体の合唱団の方達
約50人ほどの方々が観客として「前半通し」を見て下さいました。
キャストのみんなはいつになく緊張していた様子。
経験者である僕もこの段階でこれだけ多くの外部の方に
見て頂くのはさすがに緊張しました。
ただそれと同時にキャストのみんなの集中力と見てくれる人が目の前にいるという事で
伝えようとする気持ちがとても高まって、今出来る全力を引き出す事が出来た、
非常に有意義な「前半通し」となりました。
終わった後の観客の方達の感想でも見る前とでは表情や声のトーンもガラッと変わって、
みなさんそれぞれが驚きや感動を感じてくれた様子でした。
その中でも毎年UCデイビス校の引率をされてる先生は、
実は今回で「前半通し」を見るのが4回目だったそうですが、
「今回始めてホントの意味でこの作品のメッセージとその価値が
深く理解出来た」と止まらぬ涙を流しながら、その感動をシェアして頂きました。
これは私たちキャストにとってもこの作品を多くの人に
伝えることの意義を強く体感する事の出来た貴重な経験になったと思います。
そんなこんなで長くとーっても濃密な2日間の
合宿練習が終わり、最後はさすがにみんな心底ヘトヘトになってました(笑)
しかしみんなの顔にはその2日間をやり切った充足感と
大きく成長した自信やたくましさが垣間見え、
この2日間の合宿がとても有意義な時間であった事を強く感じさせてくれました。
個性豊かな103人のキャストがどんどん自分のカラーを
発揮し始めて来て、ここからが益々楽しみな33期に乞うご期待です。
33期スタッフ 金子将大(ロック)