みなさん、こんにちは。
いつも31期九州の公式ブログをご覧くださり、誠にありがとうございます!
本日のインタビューは、スタッフの新田亜矢(あややん)がお届けします☆
今回は100日間、100人のキャストを引っ張ってきたキャストキャプテンの太田郷子さん(ごーちゃん)と、名も無き我が祖先というシーンで100人の想いを背負い朗読をする川島悟一さん(ごいっつぁん)と堀初音さん(はちゅね)、同じシーンでソロで歌う田中大晶さん(ジェノベ)、願いをのせてというシーンでメインパートを歌いあげる古澤里奈さん(りな)の5人です!
ではインタビュー内容をお楽しみください。
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−「A COMMON BEAT」に参加したきっかけを教えてください。
太田郷子さん(ごーちゃん):
わたしの大学の先輩が東京でコモンビートをやっていて、コモンビートが九州にくることを教えてくれて。先輩はこのミュージカルに出て人生が変わったからやってみないかと言われた。
その時は本当に嫌だ!と思ってたんだけど、先輩から室園悟志さん(ぞの:23・27期プロデューサー)を紹介されて、熱心に誘われているうちに気づいたらやっていましたという感じです。笑
コモンビートの活動には興味はあったけど、ミュージカルは嫌で。でも体験会に行ったらすごく楽しくて「あ、いいかも!」と思ってやりました。
川島悟一さん(ごいっつぁん):
僕はコモンビートのことは元々知ってて。福岡に引っ越してきて、ふくこいアジア祭りをきっかけにコモンビートが福岡にもあることを知って。
ミュージカルに出たいと思ってたから、ごーちゃん(太田郷子さん)に連絡をしたんだよね。
堀初音さん(はちゅね):
わたしは顔合わせ(※31期ミュージカルプログラム初日のこと)の1週間前に、初対面のりな(古澤里奈さん)に誘われたの。
イベントで一緒の席に座ったりなに演劇をしてることを言ったら、すぐに「A COMMON BEAT」の話をされて。笑
で、翌日にごーちゃん(太田郷子さん)からプログラムの説明をしてもらって、すぐに出ることを決めた。
だからこうして、ごーちゃん(太田郷子さん)とりな(古澤里奈さん)と一緒にインタビューを受けられることが嬉しいんだ!
古澤里奈さん(りな):
わたしは高橋俊介さん(しゅんすけ:23〜31期スタッフ)がきっかけ。
彼からコモンビートが九州にくることを教えてもらって、ミュージカルに出たい!と思ったから、23期(※九州1期)に出ることを決めてスタッフにもなって。
田中大晶さん(ジェノベ):
僕は友達のまもちん(中尾衛さん)とごーちゃん(太田郷子さん)に誘われて参加を決めました。
今は楽しくやっています!
−「A COMMON BEAT」に参加して感じたことはありますか?
太田郷子さん(ごーちゃん):
社会の縮図を体感できるんだと思ったし、同じことをきいてもとらえ方は皆違うし、発想も人それぞれだし。
本当に同じ人はいなくて。世界は多様だ、人は多様だ!と思った。
それをいい意味で実感した、いい100日だった。
川島悟一さん(ごいっつぁん):
僕も同じく。予想以上に多様だなと思って。自分が生きてきた世界が偏ってたと気づいた。
それで苦労もあったけど勉強になった。今後は仕事でも私生活でも生かせると思う。
堀初音さん(はちゅね):
わたしはこんなに人にみてもらいたいと思った舞台ははじめてで。
今までは自分が舞台をしたいからしてたけど、今は知って欲しいし、みて欲しいからしてるっていうのが自分の中で一番変わったことで。
知って欲しいし、一緒に次にしようよ!って言いたくて。それを一緒にしてるみんなから感じさせてもらったから感謝してる。
古澤里奈さん(りな):
今回はあっという間過ぎて。一番動いてやってる感覚はあるけど、今回は一番難しかった。色々と。
いままで3回スタッフをしてきたけど、初めて得意じゃない作業をする部署になって大変だったし、確実に自分は成長してるって感覚はあるけど、みんなみたいにすぐには言えないんだよね。
田中大晶さん(ジェノベ):
このミュージカルをしてる100日としてなかった100日では、スピードが果てしなく違ってたなと。
それくらい充実した100日だったなと感じました。
−練習中のエピソードなどはありますか?
川島悟一さん(ごいっつぁん):
祖先(※名も無き我が祖先というシーン)のアクティビティーを考えてたときに、僕は文章先行なんだけど、他のみんなは直感先行で。
それがすごく面白いなと思った。
ミュージカルだからこそ、歌やダンスで表現する人たちで、直感を大切にする人もいて。
自分が考えていたことよりも、他の子が直感で言ってることの方がいいなって思ったりして、言葉だけで考えすぎない方がいいなと思った。
いい気づきをもらったし、面白いと思った。
堀初音さん(はちゅね):
私は、今自分がやってるパートを、23期では太田郷子さん(ごーちゃん)、27期は南部佳乃さん(なの:スタッフ兼キャスト)がやっていて、知ってる人がつながってたのが面白かったし嬉しかった!
田中大晶さん(ジェノベ):
スタッフでもいろんな考え方のひとがいるんだなって思った。友達が増えるよっていう人や、友達を作るためだけならやめなさいって言う人がいたり。
太田郷子さん(ごーちゃん):
やめなさいっていうのもいろんな意味があっての言葉でもあるしね。
川島悟一さん(ごいっつぁん):
このプログラムのいいところは最初は友達友達って感じだけど、友達になったからこそ、この舞台に対しても真剣になれるし。
田中大晶さん(ジェノベ):
真剣になったからこそ友達になれるしね。
−では劇中のみどころを教えてください。
太田郷子さん(ごーちゃん):
大陸ダンス(※各大陸のカラーを表現したダンス。みどころのひとつ)ですね!
この間の全通し(※本番と同じ流れでシーンを通すこと)で大陸ダンスをひとつのシーンとして見た時に、感動して涙が出て。
全部を通して爽快感を得たことがはじめてだったから、それに気づいたからにはみんなに見てもらいたい。
川島悟一さん(ごいっつぁん):
祖先(※名も無き我が祖先というシーン)ですね。祖先でしたアクティビティーが消化できて自分の表現につながったなと実感したので。
イメージをもってどうセリフを表現するかが、ずっと上手くいってなかったんだけど、時事問題を考えてセリフをいうと、考えすぎて失敗するし。
それが一段落したときに、ふっと腹落ちしてイメージで言えるようになった。
全シーンみどころですけどね。笑
ブラジル(※青大陸のダンス)もね。笑
太田郷子さん(ごーちゃん):
確かに!!笑
キラキラしてるよね!
堀初音さん(はちゅね):
祖先(※名も無き我が祖先というシーン)は本当に自信をもってやれてるし大好きで。
ここはわたしがみんなを引っ張っていくんだって気持ちでやってる。
言葉をこえてのシーンも大好きで。歌ってる人に負けないくらい周りのみんながよくて!
交流のきっかけとなるシーンだから絶対みて欲しいし、シーンで伝えたいことも大きいから。
太田郷子さん(ごーちゃん):
わたし、言葉(※言葉をこえてというシーン)はオススメといわなくても見てくれるって思ってるんだ。心地がいいんだよね。
堀初音さん(はちゅね):
自信が持てるシーン!みんなひとりひとりが個性が強いし、わたしは大好き!
古澤里奈さん(りな):
わたしはキープ(keep the beatというシーン)の袖だね!笑
太田郷子さん(ごーちゃん):
観客席から見えないけどね!笑
古澤里奈さん(りな):
袖で踊ってる!笑
次が願い(※願いをのせてというシーン)ということもあるけどね。気持ちを温めて、願い(※願いをのせてというシーン)に入ってる。
願いが本当に好きで、みんなであのメッセージ性の強い歌を歌えるのがいい。
リバース(※Rebirth〜未来へつなぐ鼓動〜というシーン)は音楽の中に歌声が入ってなくて、純粋にわたしたちの歌声だけが届くからいい。
31期の100人の私たちだけの声。それをきいて欲しい。
田中大晶さん(ジェノベ):
俺は奏でよう(※さあ奏でようというシーン)とリバース(※Rebirth〜未来へつなぐ鼓動〜というシーン)。
ミュージカルの他のシーンは分かりづらいところがあるのかなと思うけど、奏でようとリバースは心にスーッと入ってくる感じがする。誰が見ても心にスーッと入ってくるのがこの2つだと思う。
一応祖先(※名も無き我が祖先というシーン)も。笑
(※[名も無き我が祖先]は田中大晶さん(ジェノベ)がソロで歌う場面がある)
でも全シーンですね。
−お客様にメッセージをお願いします!
太田郷子さん(ごーちゃん):
素直に90分間みて欲しいです。
ストーリーもいいし、みんなが真剣にやってる姿も見れるし、何も考えずに作品と向き合って欲しいと思います。
その心に色々と伝えられるものを私たちは持っているし、伝えたい想いも持っているから、そうやってみて欲しいです。
川島悟一さん(ごいっつぁん):
個性豊かな100人の挑戦を感じてもらえたらと思います。ごーちゃん(太田郷子さん)のいう通り、素直に見てもらったら、と。
堀初音さん(はちゅね):
素直に感じてもらって、素直に感じたものを出してもらったら、一緒に作り上げてる感じがする。
出してくれることによって、その空間を作り上げることができるし、それはどの公演にもいるし。
ごーちゃん(太田郷子さん)のいうように素直に見てほしいし、そして素直に出してほしい。
泣きたくなったら泣いて、笑いたいところは笑って、違うよねって思ったらそれでいいし。
それによって各公演でお客さんやキャストが感じることがあるんじゃないかなって思った。
古澤里奈さん(りな):
単純に楽しんで欲しい。
お客様がいる想像で今まで練習をしてきたけど、やっと対面できるって嬉しくて。キャストのみんなも力になるから。
田中大晶さん(ジェノベ):
この日のキャナルシティ劇場は、世界で一番強いパワースポットになるから。
6/6・6/7はキャナルシティ劇場がパワースポット!
外国のパワースポットと比べても近くにあるので。
おあとがよろしいようで!笑
−以上、5人のインタビューでした!
ありがとうございました!!
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インタビュアー及び記事、写真は[新田亜矢:スタッフ]が担当しました。
◆◇◆◇31期公演情報◇◆◇◆
日程:2015年6月6日(土)、7日(日)
会場:キャナルシティ劇場
HP:http://musical-acb.com/31th/