いっぽいっぽ〜人生楽ありゃ苦もあるさ〜貧困問題編 | NPO法人コモンビート
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いっぽいっぽ〜人生楽ありゃ苦もあるさ〜貧困問題編

どうもどうも、こんばんは。

今日の夜空は、UWPが始まってから一番綺麗な星空でした。
夜空を見上げながら、日本は一日が始まったところかーなんて考えてました。
こういう何ともない時間が、一番リラックスできる瞬間でもあります。
(注:これは先週のメリダにて作成した文です)
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さて、今日はこちらで体験したメキシコの貧困問題について書きます。

こちらに来て、日々感じる貧富の差。

先週は、一日の中でprivate school(私立学校)とpublic school(公立学校)に行く機会が有りました。

private schoolは、綺麗な建物にエアコン完備で、英語教育もしっかりしていて、小学生でも大抵の子は英語が話せました。

逆にpublic schoolは、小さな教室に机がギューギューに並んでいて、もちろんエアコンなどなく扇風機が回っていました。
給食も、育ち盛りの子どもたちにはどう考えても足りない量でした。
校内には野良犬が歩き回っており、とても衛生的とは言えない環境でした。

ここからは、私の英語力で聴き取った話とネットで調べた情報を元にお話すると…

聞くところによると、メキシコの30%が富裕層、70%は貧困層とのことです。UWPに来ているキャストは、もちろん富裕層の人たち。
private schoolにもいろいろあって、そんなに高額な学費ではないところもあるそうです。
public schoolは、子どもたちが犯罪の道へ踏み込まないための最後の砦といったところだそうです。

身近なところでも、先週ステイさせてもらったお家はとても裕福な暮らしで、お手伝いさんとドライバーさんがいました。

逆に、今週ステイさせてもらっている家は、結構貧しい地域のお家です。いろいろ衝撃的過ぎて、一週間生きていけるか心配でしたが、絶対にできない経験なので、家の中の様子、暮らし、近所の様子など、全部目に焼き付けています。

メキシコは日本を越える労働時間の長さでも有名ですが、私の感覚だとそれは貧困層の人たちについてだと感じます。

調べたところによると、メキシコではファミリージョブと呼ばれる家業を継ぐことが多く、裕福な家庭は裕福なまま、貧困層はそこから抜け出すことが難しいらしい。

実際、メリダの大豪邸では、お手伝いさんやドライバーさんが家のことはほとんどやってくれ、その間ホストマザーはヨガやウォーキングを楽しんでいました。

これはメキシコが抱える問題だけど、日本だって他人事とは言えないはずです。

他国の抱える問題から、改めて自分の国はどうなんだと考えさせられる貴重な経験でした。

最後に小ネタ。
先日のバスの中での、中国人とメキシコ人のやり取り。

中「Give this letter to ……」
メ「Why????」
中「Give this letter to……」
メ「Why????? You should use “please”
I don’t want to do!」
中「But in China,we don’t use “please ”for friends.」

みたいなやり取りをしていた。
どうやら、メキシコ人にとっては、pleaseを付けないお願いごとは、こき使われてると思うらしい。だから、何で私がやらなくちゃちけないんだ!って話だった。

対して、中国では親しい人にはpleaseは使わないからという理由だった。

それを横で聴きながら、日本でも親しい人には「取って」とか「やって」とか、特に「下さい」は付けないよなー、でも人によっは、国によっては、不快に感じる人もいるよなー、と勉強になりました。

またも、話がまとまりませんが…

今日はついに!
ヨーロッパ、スイスに向けてフライトです!
もう楽しみすぎて、待ちきれません!

写真は、メキシコの美しい景色。

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ありがとうメキシコ!
こんにちはヨーロッパ!

最後までご覧いただき、ありがとうございます\(^o^)/

中原有紀子(ゆっこ)