森吉庸(森ビル)が、12月18日(日)に行われたスタッフ全通し(後編)について報告します!
前半のブログはこちら♪
スタートする段階では、みんなが緊張していました。
それぞれの大陸や役を練習してきたので、それを出し切れるかどうか、
不安な気持ちもあったと思います。
そこで、舞台の核となるボーダーガードという国境警備隊が登場!
このボーダーガードのセリフの数は色々な役の中でもトップクラスに多かったのですが、
13ページにも渡る台本を作成、準備してきたこともあり、
たったの3週間の準備で高いパフォーマンスで演じきっていました。
それを全員が見たことで気合も入り、ダンスシーンに突入。
本来100人で入れ替わりやるものですが、
スタッフだけですので、1人が何度もダンスを踊っていました。
不思議なのは、声やダンスの力。
声を出したり、ダンスを踊ったりしていると、
不思議と気持ちが高まっていきます。
みんなの緊張も徐々にほぐれて、周りからも声が出てくる。
そして笑顔になってくる。
ミュージカルって、凄く人間的な活動なのかもなぁと改めて感じました。
歴史の中でも歌や踊りは人の文化と切っても切り離せません。
それだけ人が生きていくことにとって歌や踊りはエネルギーになりうるのではないでしょうか。
さて、そこから徐々に悲しさを表現するシーンが多くなっていきます。
詳しくは100日でのお楽しみですが、自然と涙が出ているメンバーもいて
とても集中力が高まっていました。
そこで感じたのは、メンバーとの一体感。
コモンビートのミュージカル作品は喜怒哀楽がたくさん詰まっています。
それを全員で演じきっている内に、仲間を強く感じ始めます。
喜怒哀楽という心の変化を感じあえなければ物語をうまく表現できないからです。
作品が始まって3分の2あたりでは、強い一体感を歌のハーモニーやダンス
などから感じることが出来ました。
「チームで一つの何かを成し遂げる」
それに向けては日々の仕事でも参考になることをミュージカルで学べる。
そう感じた瞬間でもありました。
・目標を決めて、役割分担する
・進捗を小まめに連絡し合う
・厳しいことも時にFBする
・目標達成すれば全員で褒めあう
など、ミュージカルは普段の仕事をする社会人にとっても大きな影響があると感じました。
さて、クライマックスは全員での歌が中心の構成。
全員がみんなを感じあう。
違いを感じながらも、一緒に同じことをやっている。
そんな状況に何故か笑みが浮かぶ。
それは、全員が色々なやることはあるにも関わらず、一生懸命練習してきたから。
お互いがお互いを認め合う中で、本当の信頼は生まれる。
そう、強く実感した瞬間でした。
終了した後は、それぞれが色々な気持ちを感じました。
・お互いの一体感を感じれた
・まだまだダンスを教えるレベルではなかった
・このミュージカルは人を本気にさせる構成だ
・ダンスをもっと全員が覚えて、誰にでも教える状態をつくる
など、全通しをやってみて本当に良かったと思います。
一つの作品を全員で本気でやり抜くこと。
たった100日間だけ。
それはスポーツの世界に例えると、
「甲子園」みたいなもの。
プロ野球には適わないかもしれない。
でも、限りある一瞬を、集まったメンバーで
誰よりも本気でやり抜く。
公演を見に来てくれる数千人に向けて、
今までの努力を自分たちの姿で見せる。
そのために100日間を過ごすこと、
その時間の濃さ。
ぜひ皆さんにも体験して欲しいです。
参加資格は、難しくないんですよ。
やりたい気持ちが、参加資格!
その気持ちで全員が集まれば、
絶対に最後までやり切れる。
20期までやってきた自分たちだから言える。
体験会は、
2012年1月14日(土)・2月11日(土)・2月18日(土)です。
詳細はこちらから♪
ぜひ一度体験してみて下さい♪
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次回は、今回のスタッフ全員のプロフィールを公開します。
どんなメンバーがスタッフとして準備しているのか?
ぜひお楽しみにー♪