【タイツアー】社会に貢献するということ | NPO法人コモンビート
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【タイツアー】社会に貢献するということ

サワディーカー。東京から参加のオサです。
私からは、タイツアー4日目の「プラダボス財団」での様子をお届けします。

「プラダボス財団」としか聞いていなかったので、タイに行くまでは「お金持ちのおじさまたちの集まり」みたいなものを想像していました。

でも全く違いました…。

私たちが訪れたのは、「プラダボス財団」の設立した職業訓練校(タイに3つある)うちの一つ、バンコクより車で1時間くらい離れたところにある農業の専門校でした。

とにかく広い!!(472ライ。1ライ=1600㎡。計算したところ東京ドーム16個分!)
そしてのどか!!

先ずはこの学校がどういう所なのかを説明してもらい、
学校内をバスで移動し、案内してもらいました。

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バンコクの街とは対照的に広大な自然の広がる場所。
天気もよくて最高のパフォーマンス日和。

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校内では、テラピアの養殖や、野菜やキノコの栽培が行われており、
その栽培施設に使われる電力には敷地内の風力発電が利用されています。

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養殖場ではカエルもたくさん!
グロテスクですが、じっと見てると少し愛着がわきます。
この水槽を見て通訳のプロイは一言「食べたい!」と…

いやいやいや…ビックリ。

養殖や栽培など広い園内を案内しもらい、ランチは園内で取れたてのマッシュルームのてんぷらとグリーンカレー。
辛いもの大好きな私はもちろんカレーをおかわりしました。
ちなみに今回のカレーはライスではなく、そうめんみたないライスヌードルでいただきました。
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ランチ後はいよいよパフォーマンス。
校内の学生、先生を前に、ほぼチュラ大での内容と同じラインナップで披露。
こちらでもノリが良く、本当に楽しかったです。

私、なぜか「花は咲く」を歌ったときに涙が止まりませんでした。
チュラ大でもすごく感動したけど、涙は出なかったのに、今回はなぜか止まらず…

プラダボスの方々は本当に初めて会う人。

全く私たちを知らない人に、とにかく「伝える」一心で歌を歌ったら、見ていた生徒さんが涙してるのが見えたんです。

全く知らない、しかも言葉も通じない相手に、自分たちの想いが伝わったと実感した瞬間でした。
東北から参加してるエミのスピーチと、歌の歌詞と、歌ってる全国からのメンバーと、それを見ているプラダボスの方々…

それは本当に10年前から考えると「奇跡」だなぁと思いました。
こんな空間を作ることができるなんて…そんな風に思ってたら涙腺崩壊してしまいました。

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プラダボスの理念は「自分のため、家族のため、社会のため」です。
自分が仕事の技術を身につけることで、家族にも、そして社会にも還元できる、という考えのもと、生徒は日々勉強しています。

この構図は、何にでも言えることで、
コモビでも常に「自分の先には社会がある」と考えています。

活動を通じて感じたこと、学んだことを伝えること。経験を活かすこと。
そのために様々な「体験の場」を生みだすのがコモンビートかもしれない。
コモンビート流の「社会貢献」。もっとたくさんの可能性があると思うし、それにワクワクし続けたいと思いました。

長紘子(オサ)