こんにちは!事務局長の亮です。
最近思ったことをつらつらと。
それは、「リーダーって言いだしっぺ」なんだなーってこと。
一番最初にリーダー的存在の人が何かを「やる!」って言って、いろいろな人を巻き込んで、気づいたら本人はあんまやってなくても、周りの人たちが「やってる」ってことはよくあると思います。
このときに、あいつは「言い出したけどあんまやらなかったよね」とか言われるかもしれないけど、言い出すことがなかったらそんな愚痴も出てこないですよね。だから僕は世の中で何かを言い出したり、立ち上げたりする人ってのは本当にすごいと思います。そして、本人は必ずといっていいほど「僕はただ言い出しただけで、気付いたら周りの人に助けられて形が生まれていました」って自分じゃなくて周りの力がすごいんだよ、と言っています。
僕は「リーダーシップはいーだーしっぺ」だと思ったりもしています。言葉の音も似ていますし(笑)、言い出す人、最初に動く人がいないと誰もそれにはついていけないからです。
物事を推し進めるには、誰かが一歩でも先をイメージして「リードする」ことが大事で、リーダーはメンバーにその点で抜かれてはいけないと思います。単純にコミットや情熱でメンバーに抜かれた瞬間にリーダーではなくなってしまうからです。だから、言いだしっぺは「はじめ一歩」的なリーダーシップとしてとにもかくにも一番大切であり、そこから先どうやるかはそのリーダーがいかにリードを取り続けられるかが重要であり、メンバーの力量や組織づくりは二の次だと思います。まずは言い出すこと、リードを取理続けられるかが大切だということです。先ほど組織づくりは二の次だといいましたが、リードをとることにおいてはそうであり、実際の運営においては大切なことであることは間違いありません。言いたいことへの力の入れ方なだけでの表現なので、誤解しないでくださいね!
自分自身はどちらかというと、言いだしっぺリーダーではありません。誰かのそれに共感して突き動かされて自分を動かすタイプです。逆に言うと、リスクを恐れていて、サブ的な役割に収まるほうが楽だと思っている部分もあります。だから、リーダーがリードを取ってくれない限りはその先を行くことはありません。でしゃばって無理やり自分が前に出ることもありません。
先日、コモンビート理事長異動(代表の交代)についてリリースさせてもらいました。
自分が来年からコモンビートの代表、理事長となるわけです。
僕は言いだしっぺ的リーダーではないけれど、団体の代表になるということは、言いだしっぺ的なリードを今後はとっていかなくてはいけないと思います。自分自身が誰よりもコモンビートのことを考え、先を見据えて言い出すことができるかがとっても大切になってくると思います。自分がリスクをとっていかなくては団体の進歩はないんだろうなと思って、最近は日々の活動をとらえ直しています。
10年前に発起人が言いだして始めた活動が、今ではここまで大きくなりました。それは周りの人たちを巻き込めたからです。その中にも言いだしっぺがたくさんいたはずです。次の10年どうしていくかを、最初に口にするのは自分をはじめ、今団体の活動の中核を担っている人たちです。僕たちが何を言い出すかで未来は変わっていきます。責任は重いですが、逆にドキドキワクワクするポイントでもあります。やりたいことがやれるのですから。人を巻き込む言いだしっぺになれれば、もっと活動は面白くなるはずです。
世の中いろいろあるから、「言いたいことも言えない」って時代になってきていますが、コモンビートの中ではみんなが「いーだーしっぺ的リーダーシップ」で社会を面白おかしくデザインしてってくれればと思います。そしてそれを発信して、みんなで世の中をけん引していきたいと思っています。
つらつらと書きましたが、来年に向けて自分の頭の中を吐き出してみました。
※写真は理事長になる自分(左)と副理事長になる安藤(右)です。安藤はいーだーしっぺ的です(笑)。
by事務局長りょう