ども!山田直弘(こめ)です。
今週はShow day。
ここデンバーで2012Bcastの初公演を行いました。
正直なところ、公演までの道のりは長かった。
言葉がわからないことへの不安は常にあったし、ダンスや歌以外のワークショップは話についていくので精一杯。
会話で、まともなコミュニケーションとることができない自分へのコンプレックスは強く感じていた。
それでも気にかけてくれるキャストやホストファミリーの存在、そしてShowの練習が自分にとって大きな励みになり、自ら一歩を踏み出すきっかけにもなった。
公演はそんな一ヶ月の集大成でした。
公園の直前にはGreenroomという時間があります。
要するにキャストの気合入れの時間です。
初公演のGreenroomでは”Right now”という言葉をキーワードに、スタッフが僕たちにメッセージを送ってくれました。
その後Cast managerのDaveからの言葉を、キャスト全員で手を繋ぎ、目を閉じて聞きました。
「This is your time.」
そう何度も繰り返されるスピーチに、目から涙が溢れました。
この一ヶ月のこと、日本にいた時のこと…なぜ自分が今ここに来たのか、なんのためにここにいるのか。
短い時間の中で色んなことを思い出しました。
これからのshowは自分の、自分たちの時間だ。
全てをぶつけるのみ!
そして始まったshowは魂が震える時間でした。
自分を含めてキャストのテンションも表情も練習とは段違い。
ちょっとスイッチ入りすぎてダンスキャプテンのMiguelから「You are crazy!」と言われました(笑)
アメリカの観客の盛り上がりは凄くて、一曲が終わるごとに割れんばかりの歓声。
スタンディングオーベーションなんて初めて経験して、鳥肌が立ちました。
公演は8/10(金)、11(土)の2日間行われ、2日目には日本の高校生二人が偶然にも見に来てくれました!
高校のカリキュラムで三週間ホームステイをしているみたいです。
そんなわけで大成功終わったデンバー公演!
来週からいよいよマサチューセッツに旅立ち、Up with peopleとしての活動が本格スタート。
このキャストで世界中を巡るのが本当に楽しみだ!!