こんにちは!18期スタッフの高野秀美(ひでみん)です。
4月16日の練習はみんなドキドキのオーディションダンスの日!
初顔合わせから一週間。キャストの皆もちょっと和んだ感じが見られる一方で、
これからのダンスオーディションに向けて緊張している様子が垣間見れました。
皆気合十分で、朝のインフォが始まる前から自然と皆で声を掛け合いながら練習
している姿が至る所で見られました。
そんな皆のココロとカラダをほぐすウォーミングアップから練習開始!
これまではダンス部が3回の体験会用に作ったウォーミングアップダンスをやってきましたが。
熱い100日間を乗り切るにはしっかりとカラダのすみずみまで伸ばして動かす
ウォーミングアップが必要というダンス部の想いから、心機一転リニューアルされました。
ハイスクールミュージカルのリズムにのせて、ダンス部が初披露!
それを観たキャストは口をそろえて「え、オーディションダンスより難しいよ」との反応。
最初は皆苦戦していたものの、ゆっくり練習しいていくことで振りを覚えていってました。
これから100日間の付き合いなのでゆっくり着実にウォーミングアップ覚えていきましょう。
続いて先週振り落としをしたオーディションダンスの練習に突入。
一度振りの確認を行って、あとは各自思うままに練習。
エンドレスで流れる曲に合わせて踊り続ける人、自分のカラダと相談して休憩する人。
お昼休憩をはさんで、ついに待ってましたダンスオーディション!!
18期のダンスオーディションのこだわりは、「見せるオーディション」。
オーディションを見させて頂く演出部、ダンス部に加えて、オーディションの順番待ちの
キャストも、通りかかった子どもも皆が見ながらの中順番にオーディションをしていきます。
これが面白かった!
オーディションといえばシーンと静かな中緊張に張り巡らされて踊るイメージですが、
武道場に出来た仮ステージの上でキャストが恥ずかしさと緊張を顔に浮かべながらも
今の自分のダンスを思いっきり表現している姿。
それを周りから暖かく応援しながら盛り上げていくキャスト達。
普段なかなかない人に見られる環境で自分を出し切ること、人の勇姿を応援する楽しさ。
通常のダンスオーディションよりも学びの多いオーディションでした。
ダンスオーディションなのに、これで声を枯らした人続出…
どれだけ盛り上がったかお分かりいただけるでしょう。
今日は朝から動き倒して「歌の練習か、やっと休めるな」と思ったキャストもいたと
思いますが、まだまだ休ませませんよ。
私ひでみんは、歌部としてこちらの時間を担当させて頂きました。
歌の練習ではミュージカルの最初のナンバー「かけがえの無い仲間達」を皆で歌いました。
今日の練習の中でのテーマは、「ミュージカルとしての歌をうたう」という意識を持って
もらうこと。
合唱のようにしっかりとした姿勢で綺麗な声を出すのとは少し違って、動いたりジャンプを
したり表現をしながら、歌をうたうことの面白さ、難しさをしってもらうことでした。
総合演出の高埜太之(もっちゃん)さんからはキャストの皆へこんな要求が。
赤はうほうほゴリラのように
緑は無駄にターンをして気品高く
黄は気功の達人になったつもりで
青はとにかくハイテンション!
この要求に応えるように、キャスト一人ひとりが自分の思うままにカラダを揺らし、表現していく。
まだ恥じらいを捨てきられず小さかった動きが、だんだん大きく、そして大胆に。
このかけがえのない仲間達というナンバーは体験会でやっただけで、ミュージカルの本編で
練習するのは今回が初めてでしたが、初回とは思えない程キャストがいきいきと表現している
姿がとっても印象的でした。
たくさん動かした筋肉をクールダウンで一息つかせて。
小グループに分かれてオーディションの振り返り。
「こんな楽しいオーディションは初めてでした!」という声を聞けたり、
「もっと皆と仲良くなりたい!」という声が聞けたり、
これからの100日がますます楽しみになった良い振り返りでした。
本日最後のアクティビティとして用意していたのが「自分への手紙」。
100日後の自分へ宛てた手紙を書く。
キャスト皆が目を閉じて、室園悟史(ぞの)さんの声に耳を傾けます。
すると、室園悟史(ぞの)さんが、100日後ミュージカル開演前にその手紙を
開ける瞬間の情景を情感を込めて語り始めます。
その情景を頭に描きつつ、100日後のどんな自分に出会えるかを想像しつつ
自分への手紙を書き上げていく。
皆自分にどんなメッセージを書いたんでしょう。
来週からはいよいよ本格的なダンス・シーン練習が始まります。
これからの18期乞うご期待!