私たちの考える社会の課題
技術の進歩によって、私たちの社会は大きく変化し、暮らしはますます便利になりました。
多くの情報や選択肢を、簡単に手にできるようになった一方で、用意された答えを選び、正解を求めることが増え、自分はどう感じ、何をしたいのかを、じっくり考える機会が少なくなっています。
周りに合わせたほうが無難。違う意見を伝えるのも、なんだか面倒。
「やってみたい」という気持ちがあっても、いつのまにか心の内にしまってしまうことが、誰の日常にも起こりやすくなっています。

自分の想いを表したり、異なる価値観を持つ人と向き合ったりすることは、勇気やエネルギーも必要です。
だからこそ、知らず知らずのうちに、自分の可能性や他者との関係、社会に関わることをあきらめてしまいやすい環境が生まれています。
自分の表現や行動
周りの期待や「こうあるべき」を気にして、自分の想いや感覚を表すことをためらってしまう傾向が強まっています。
やりたいことがあっても「自分にはできない」と試してみる前にあきらめてしまうことがあります。
他者との関係
人とつながりやすくなった一方で、似た価値観を持つ人とのかかわりに偏ることもあります。
多様な価値観に触れる機会が少なくなり、互いを知ろうとする前に距離をとってしまうことが起こりがちです。
社会とのつながり
地域や人とのつながりが薄れ、自分の暮らしと社会とのかかわりも見えにくくなっています。
そのため、何か変えたいと思っても、自分から行動するのではなく他人任せにしてしまう傾向があります。
こうした社会背景から、私たちには今、自分で感じ、考え、表現する機会を、暮らしのなかに取り戻すことが必要だと考えています。
自分の想いを表現し、他者とかかわりあいながら、ともに何かをつくりあげる。
そんな経験が、日常に広がっていく社会を目指しています。