みなさん
こんにちは!もっぴーです。
更新がかなり遅れましたが、、
6月5日をもってUp with People 2019 castAの活動が無事終了しました。
今はUWPで出会ったスイスの友達の家に滞在して、
もう少し世界を知るべく旅を続けようと思います!
さて、メキシコシティから更新がストップしてしまいましたが、
メキシコツアーの振り返りをしたいと思います。
メキシコで1ヶ月間のツアーを終えて、
最終日はキャストみんなで振り返りの時間があり、学んだことを話し合っていきました。
メキシコツアーの最中キャスト達と話しをしていると、メキシコのウェルカムな文化が大好き!
メキシコのカラフルな世界が大好き!と一瞬にしてメキシコに恋に落ちるキャストもいれば、
ホストファミリーの家でwifiが通じない、英語が通じない、シャワーが冷たい、
みんないつも遅れてくる、などカルチャーショックの
4フェーズの”Crisis”に直面している人の話も聞いてきました。
だからこそrecoveryとadjustmentに運ぶために見方を変えたり、
違いを理解しようと心がけたりと、皆それぞれ大きな学びを得た期間だったと思います。
私はというとメキシコと日本・アメリカの違いをたくさん感じましたが、
辛い、大変と感じることは少なく、カラフルな世界や人の暖かさに感動し、
とてもメキシコが好きになりました。
違いが大きいからこそかもしれませんが、
ショーもコミュニティサービスもツアーの中で1番インパクトがあったのはメキシコでの出来事でした。
私にとってメキシコの人たちから1番得たものは、
言葉の違いを気にせず一生懸命にコミュニケーションを取ろうとする姿でした。
英語の間違いを気にせず、人を笑顔にしようとジョークを言ったり
私のことを知ろうとたくさん話しかけてくれました。
私だけでなく、アメリカからのキャストも同じことを言っていました。
自分がブロークンなスペイン語を話しても一生懸命聞いてくれる
、コミュニケーションを取ろうとしてくれる、
その姿にこれまでのコミュニケーションの考え方が変わったようでした。
コミュニケーションは正しいことを言うことではなく、相手とつながったり、
気持ちを分かち合うためのものだと捉え方が変わりました。
もっと自由で大丈夫だと、自分が作っていた言葉の壁を破る柔らかさと勇気をもらった気がします。
後から振り返ると、このメキシコツアーが私のツアーへの関わり方が変わった瞬間だったと思います。
最後に、なぜUWPはメキシコに来るのか、というお題が与えられました。
UWPの拠点、アメリカとメキシコは隣国でありながらも違いがたくさんあり、認識の齟齬がある、
もっとコミュニケーションを取らなければいけない、
2つの国がもっと協力できることがあるからという話し合いになりました。
以前、中国から来たの?とよく間違われる私を見ていたメキシコの友人が、
間違われるのって嫌?と聞いてきたところから始まり、
日本と中国の関係性について話しをしたときにアメリカとメキシコの関係性と似ているね、
と言われたことがありました。
なかなか良好とは言えない日中の関係に対して、
アメリカ・メキシコ間も壁建設と報じられる前からメキシコはアメリカに見張られていると感じ、
アメリカはメキシコが治安を揺るがさないかを案じる存在というのが一般的な考えだそうです。
キャストの話し合いを踏まえて、アメリカ・メキシコ、日中に限らず、
政治の世界での問題解決が難しくても、NPOなどの民間同士で、
外交では効かないクリエイティビティを図りながら国を超えた交流と
理解が進めばもっと世界をよりよくすることができる、と感じました。
残念なことに、メキシコペソの下落の影響を受け、
UWPは来期以降メキシコには訪れません。私達がメキシコを訪れる最後の期でした。
多くのキャストがUWPが将来またメキシコに戻ってこれることを願って、
メキシコツアーを終えました。
写真はメキシコシティを探検した最終日の様子です。
その日の夜にメキシコを出発し、いよいよヨーロッパツアーです。
空港の手荷物検査場にうっかり水を持っていったキャスト達と
即興の水飲み合戦!You can do it!!と横で
まさかの応援してくれるメキシコの空港職員さん。もう、これだからメキシコ大好き!!笑
最後までおちゃめな思い出を作ってくれたメキシコを後にし、次はベルギーのEdegem(エデヘム)です!
もっぴー(三矢楓)