こんにちは、中部リーダーの鈴木利弘(スージー)です。
13期ミュージカルブログでもレポートがあった答志島合宿練習の模様を、合宿練習を影で支えたミュージカルサポーターたちの活躍を中心にレポートします。
100日あまりをかけるミュージカル練習。練習はスタッフを中心に進められますが、その練習を盛り上げたい!という思いで全国から有志で見学参加をしてくれるミュージカルキャスト経験メンバーが「サポーター」です。彼らは練習に参加してダンス練習・歌練習の補助、写真撮影などの記録、設営撤収ほか練習運営の補助、などミュージカル練習がスムーズにかつ盛り上がって進むようにさまざまなサポートに当たっています。
さて今回の合宿練習は、13期キャスト・13OCEANS(サーティーンオーシャンズ)がオーシャンを渡り、島で特別公演までやってしまおうという、ミュージカル史上前例のない大企画。
この企画のために中部リーダーとミュージカルスタッフ有志で実行委員会を結成しました。
その強力サポーターたちもキャストたちとともに海を渡りました。
まずは1日目。キャストたちが集合すると、まずは合宿レジスト(参加費集金)のお手伝い。事務局スタッフの中山貴由(たかG)さん、上島知子(かみちゃん)さん、片野広美(ひろみちゃん)さん、飯田美紀子(みきこ)さんたちが手際よく、キャストたちの列をさばきレジストを完了しました。
午後。キャストたちが島公演へ向けて気合いの入った練習をしているころ、ミュージカル衣装に身を包んだ島公演宣伝部隊が、隊長・久保田晃成(パプワ)さんを筆頭に意気揚々と島観光(笑)、いやいや宣伝広報に出発です。
出発するとまもなく、公園で遊んでいる子供たちを発見!彼らも衣装を着た宣伝部隊を珍しそうに遠巻きに見ていましたが、あっという間に打ち解けました。
子供たちも一緒になって大宣伝部隊の島練り歩き続行です。
漁師さんたちの作業場へお邪魔したり、島内放送を使ってアナウンスをさせていただいたり。
事前に実行委員会が下見やチラシ配布を行っていたかいもあって、島民の方への知名度も上々。ミュージカル公演のチラシの掲示もありました。
途中からは、子供たちが先頭に立ってチラシ配布をしてくれたり、街のなかを案内してくれたり。観光だけでなく、島のみなさんとの交流も満喫することができました。
練り歩きから帰ると今度は、夜企画の下見と準備に取り掛かります。
会場となる浜辺に落ちているごみを熊手で掻き集め、パワーショベルで一気にお片付け。これで、準備は完了!
その夜企画は無事、大成功のうちに終了し、キャストたちの長い1日は終了です。
ところが、サポーターたちの夜はまだ終わりません。翌日のカレーランチのオープニングとカレーに立てるメッセージつき小旗づくりです。
キャストたちの喜ぶ顔を妄想しながらひとつひとつに思い思いのメッセージを書き込んで、旗に仕上げていきます。そして夜はふけていきました。
2日目の朝は、キャストたちと同時にスタートです。朝のラジオ体操、島内をお散歩したのち、朝食を食べていよいよあわただしい2日目のスタートです。
今日のメインイベントはなんといっても、島特別公演。
キャストたちが練習・リハーサルを行っている横で、お客さんたちが気持ちよく公演をみていただけるよう、サポーターたちも会場設営にとりかかります。
合間を見ながらリハーサル練習を見学したあとは、キャストたちよりもひと足先にカレーランチ会場入り。小旗の準備とオープニングアクトのリハーサル。
会場が宴会場のため小舞台の上には、演台やカラオケセット、スピーカーが所狭しとおいてあります。
「ここにみんなが隠れて出てきたら面白いんじゃない?」
そんなアイデアもあって、これをそのまま舞台装置に使ってしまうことに決定!
キャストたちが揃うと、インド衣装にカレーライスを抱えた加納夕起子(*ゆき*)さんの歌声にのせてオープニングアクトをご披露しました。
キャストたちが食べ始めるのを横目に大急ぎで食事を済ませ、今度は島公演のお客さまの誘導です。
会場に戻ると13時の開場前だというのに、すでに何人ものお客さんの姿が。
サポーターたちもミュージカル公演のウェルカムキャスト※さながらに、お客様たちを公演会場へとご案内しました。
※ウェルカムキャストとは、ミュージカル当日の会場運営を手伝うサポーターのことです。
なかには、昨日公演宣伝の時に仲良くなった子供たちも多数、来場。用意していたいす席にぎゅうぎゅうにつめて座っていただいても、とてもお客さんすべてが入りきらず、2階のアリーナ部分も開放して見学していただきました。公演が始まってもお客さんは増え続け、最終的には200人を超えました!島民の方々とキャストたちの交流も大成功!サポーターたちもほっと胸をなでおろしました。
13期キャスト・13OCEANSも、本番に向けて最後のラストスパートに突入!
私たちサポーターも13期の大成功を最後までサポートしていきたいと思います!