今年度より共同代表制を導入し、より社会へのインパクトを広げていくことを目指して進化を目指すコモンビート。新しく始まる大きな取り組みとして、「コモンズ事業部」を新たに設立することになりました。
これまでの100人100日ミュージカル®プログラムは、「表現活動を通した学びの場」として、参加する人たちが自分らしく・たくましく・違いを楽しめる状態になる機会を生み出してきました。
コモンズ事業は、その「表現活動を通した学びの場」を、ミュージカル以外の形で、よりたくさんの対象に向けて地域の中で広げていくための事業です。コモンビートが21年間で積み上げてきた様々な知財を「コモンズ(共有財・共有地)」として、今まで以上に多様なステークホルダーと共に新しい事業や活動を生み出し、地域全体をよりイキイキした状態にしていくことを目指します。
各地域の教育機関と連携したキャリア教育プログラムの開発・実施、地域のお祭りの企画サポートなど、100人100日ミュージカル®プログラムとは別の形で、各地域に表現活動を通した学びの場を広げていきます。
またそれらの活動とミュージカル公演を連携させる試みも始めます。各地域で行うミュージカル公演の会場周辺を「フェス」化し、パフォーマンスステージやブース、マルシェ、トークショーなどを通して、地域の人々が表現活動に触れ・楽しむことができる2日間のお祭りを創りあげます。
その担い手は、今までミュージカルプログラムを通して成長し、周りに影響を与えるような存在となった卒業生、そしてコモンビートのビジョンに共感している地域の人々です。
このコモンズ事業部をリードするのは、今回共同代表・CCO(Cheif Commons Officer)に就任した河村勇希です。海外のパフォーミングアーツ大学に所属し、世界中の子どもたち向けのパフォーミングアーツワークショップの経験や、表現教育の専門としての大学教員の経験を活かし、新しい形での表現活動による学びの場を生み出すための仕組みづくり、人材育成を行っていきます。
コモンズ事業部の活動が広がった先では、AIに取って代わられない、より人間らしく、自分らしく自己表現ができる人に溢れた社会を目指し、このコモンズ事業部を形にしていきます。
事業やスタッフ募集の詳細は随時展開予定です。お楽しみに!

歌、ダンス、演技、対話、楽器、手芸、ファッション、映像…
様々な表現活動を通した共創的な学びの場の中で、自分の感性や美意識、価値観を磨いていく。それらはこの正解の無い社会の中で、論理性と合わせて活かしあえる武器となり、自分なりの方法で社会に変化を起こす人の原動力となる。そのような人々を各地域で育んでいくのがコモンズ事業部、コモンビートの新たな挑戦です。これは21年間、100人100日ミュージカル®プログラムを通して、そのようなアツい大人を全国各地、世界中で生み出してきたコモンビートだからこそ実現できることだと思い、私自身も非常にワクワクしております。
コモンズ事業部への関わり方は無限大です。スタッフとして地域でのフェス企画・運営に携わることもできますし、ご自身の専門性やスキルを活かして、プロボノとして企画支援や広報、教育プログラムの設計などに関わっていただくことも大歓迎です。
また、地域の若者に表現教育を通じた学びの場を届けるため、各地域の教育機関や団体との連携も積極的に進めていきます。一緒に、面白い学びの形を各地域で創っていきましょう。
今後もさまざまな関わり方を随時ご案内してまいりますので、ぜひご注目いただければ幸いです!
河村勇希(ゆーき)
お問い合わせ
NPO法人コモンビートコモンズ事業部
担当:河村(ゆーき)
commons@commonbeat.org