やりたい気持ちが参加資格!「違い」を育む共育プログラム!
団体設立当初から展開しているコモンビートのメインプログラムです。年齢・職業・性別・国籍など、異なるバックグラウンドをもつキャストを市民から公募し、異文化理解の大切さと平和へのメッセージを込めたミュージカル「A COMMON BEAT」をつくります。多様な考えをもつ人たちと、ひとつの目標に向かって歩む過程で、互いの個性を認め活かし合う方法(ダイバーシティ&インクルージョン)を自然に育み合っていきます。
コロナ禍となり2020年2月の第55期東京公演を最後にプログラムを休止していましたが、2022年7月に関東、10月に関西、2023年3月に九州と「再開記念公演シリーズ」を開催。2023年5月開始の57期東京プログラムから「100人100日ミュージカル®︎プログラム」が再開しました。
100人100日100通り!年齢や職業の異なるカラフルな仲間たち
普段の学校生活や会社の中だけではなかなか出会えないような多様な仲間と共にミュージカルをつくります。年齢層は20〜30代が大部分を占めますが、10代も40代以上の参加者もいます。最年長記録は91歳!また、職業や肩書も、学生から公務員・教員・主婦/主夫・看護師・システムエンジニア・消防士・デザイナー・経営者・など様々です。100通りの生き方や価値観との出会いも、プログラムを彩る重要な要素です。
みんなでつくるのは「異文化理解の大切さ」を伝えるミュージカル!
公演するのは、アメリカのNPO団体”Up with People“が2000年に製作した作品です。「異文化理解」がテーマで、物語のあらすじは以下のようになります。この作品をコモンビートで日本語化し、オリジナルの演出を加えて上演しています。コモンビートではこの作品のみを上演し続けており、全国各地の同じ歌を歌える仲間とつながり合うことができます。
舞台で描かれる「世界」は、様々な文化の特徴を持った四つの大陸で成り立っています。人々は互いに他の大陸の存在を知らずに、独自の文化に根ざした彩り豊かな歌や踊りを楽しんでいました。しかしあるとき、一人が他の大陸の存在に気が付いて…
文化やバックグラウンドが違っても、私たち人間は理解し合い、共存することができるのでしょうか。私たちをつなぐひとつの鼓動、「A COMMON BEAT」を見つけることはできるのでしょうか。
たったの100日で大舞台にあがる。多くの人に観てもらうために会場も自分たちでつくる。
有名アーティストも利用するような1000〜1500名収容の大ホールで、ミュージカルを上演します。これだけの規模のホールのステージで自分を表現する経験は、なかなかありません。また、公演チケットは有料で販売します。キャストの家族、友人、同僚や、会場近隣の青少年など、多くの方へ観ていただくことで、舞台は完成します!
日本全国から海外にも!どんどんひろがり、仲間とつながる!
東京から始まったミュージカルプログラムが日本全国に広がりを見せています。2004年からの活動でキャスト数は7,000名、観客動員数は24万人を突破しました!関東(東京・群馬)、中部(愛知・福井・岐阜・新潟・静岡)、関西(大阪)、東北(宮城・秋田)、九州(福岡・鹿児島)、四国(愛媛)そして韓国(ソウル)にも広がっています。