3月31日(水)、コモンビート大塚事務所にて、
今年の第3回目となる「水彩イラストワークショップ」が行われました。
今回は、11人が参加。
うち4人は、なんとすでに2回以上参加しているリピーターです。
また今回は珍しく、参加者の半分以上が男性というレアな回になりました。
コモビの男性の、芸術への関心が上がってきているのでしょうか…?
従来どおり、事務所のテーブルいっぱいにモチーフを広げ、
参加者はサインペンによる下描きなしの「一発描き」に挑みます。
今回は新たな試みとして、モチーフに「ナマモノ」が取り入れられました。
魚の「小アジ」と、高さ30センチの観葉植物!
いつものガラス瓶や果物に比べ、
複雑なこれらのモチーフに挑戦する猛者も現れ、
刺激的なスケッチタイムとなりました。
BGMとしてマイケル・ジャクソンのアルバムが流れ、
中には興奮しながら描く人も。
講師の中林信人(のぶヲ)さんによる「透明水彩絵の具」の説明のあと、
各々が筆をとり、ハガキサイズの水彩紙に色をのせていきました。
同じ絵の具を使っても、塗り方は十人十色。
今回は特に、それぞれの持つ個性の違いが顕著に出ました。
ダンスを得意とする石川佳央(よしお)さんの描く野菜の絵は、
本人の男前な風貌からは創造できない、繊細な絵に仕上がりました。
「ワークショップにずっと参加したかった」と言う青木久美子(Kumi)さんは、
ぬいぐるみを描き上げ、まるでそこにあるかのような質感を見事に表現し、
参加者からはため息が漏れました。
参加者のほとんどが、時間いっぱいまで絵筆を置かなかったという熱中っぷりでした。
当ワークショップの名物(?)として定着してきた手書きの通信「N’S通信」。
実は中部と関西にも読者がおり、アートへの関心が広がりつつあります。
今月号のテーマは、「素材の楽しさ」。
通信は、参加者限定のオマケなので、読みたい方は是非、4月のワークショップに参加してくださいね。
バックナンバーも差し上げます。次回をお楽しみに!
【*他の参加者のイラストを何枚かご紹介*】