本番終えて | NPO法人コモンビート
企業・自治体の方 学校関係者の方 お問い合わせ

本番終えて

mini_tyosakoi2011_001.jpg東京よさこい代表の旗本康雄(ぞうさん)が
本番2日目の様子をレポートします


朝のインフォ。
昨日の浮足立った様子の反省から今日の心構え、
組の話し合い時間を取ってしっかり自分たちの演舞が出来るよう、再確認してスタートした。
「単なる踊り子ではなく、キャストとして、昨日よりさらに笑顔と情熱を届けよう!」
アゼリア通り最初の演舞、昨日より皆のテンションは上がっていた。
浮足たっていた様子も落ち着き、そしてパワーアップしていた。
2日間通して好転に恵まれた池袋の大通りのど真ん中。
mini_tyosakoi2011_002.jpg
和製キープ・ザ・ビートで踊るコモンビートチームの演舞は躍動感に溢れ、若者らしい、爽やかな余韻を残すものだったと思う。昨日よりも多い観客に向かって各自が情熱を伝導出来たのではないか。
拍手の大きさや観客の反応も際立っていたと感じたのは自分だけだろうか?
2回目ステージ演舞、ぐるっと取り囲んだ観客たちに全方位で情熱を伝導する。
mini_tyosakoi2011_003.jpg
3回目パレードは懸念されていた変則的な2列隊列。
が、長く連なったチームの笑顔と情熱は手の届く距離にいる観客に直に伝わっていた。
最初は笑顔で楽しんでいたキャスト達。
2回目、3回目と演舞が進む中、皆で踊る回数が減っていく。
最終演舞の直前では、泣き出すキャストも現れた。
本当にチームになれたと実感した瞬間だった。
自分にもこみ上げてくるものがあった。
わずか40日、されど40日・・・
暑い体育館で始まったこの東京よさこいのプログラム。
全く振りが入らないキャストもいた。
だが、誰も諦めなかった。
それどころか、練習の進行とともに、皆どんどん真剣になり、最後の1週間はスタッフが心配になるほど、自主練もしていた。
「もう、これで最後」と思うとここまでの40日が蘇ってくる。
最後の演舞前「悔い残すんじゃねーぞー!」と言って気合入れをした。
本当に悔いなく踊って貰いたかった。参加して良かったと想って欲しかった。
仲間とともに創り上げる喜び、楽しいだけじゃない、達成感の伴う楽しさを実感して欲しい。
最終演舞もコモンビートチームは一体となって情熱を発信出来たと思う。
mini_tyosakoi2011_004.jpg
よさこいは個人ではなく、チーム力!
そんな事が実感できた本番2日間だった。
東京よさこい2011は終わった。
が、次回への始まりでもある!
ここまで東京よさこい2011にご声援頂いた皆さま、
協力を惜しまなかったスタッフ、関係者の皆さま。
本当に有難うございました。
mini_tyosakoi2011_005.jpg