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初めて演出にかかわらせてもらった8期。
東京で最後にキャスト出演した18期。
そして今回、演出として責任をもつ立場にチャレンジさせてもらった28期。

公演は8月、私の誕生月も8月、このブログはvol.8…

「8」という数字は自分にとって重要な数字なのかもしれません。

「28期の演出に決まりました!」というメールを受けたのが昨年の11月8日。
それからプログラムの振り返りであるアフター合宿までの約300日。本当にあっという間に駆け抜けた日々でした。

 

コモンビートに関わって10年。昨年はその10年をまとめた雑誌「オルタナ別冊コモンビート特集号」の発行に奮闘し、ミュージカルプログラムの現場を離れた1年でした。

その経験や10年のコモビを経て培ったこと、仕事やコモビ外の活動で感じたこと、全てガラガラポンして「私の演出」で100人を動かす、作品を作る、時間・空間を作る、ということに挑みたいと思い、プログラムの現場に戻った28期。私は下記の5つの漢字を掲げていました。

「原点回帰」
プログラムの楽しさ、厳しさ、いい具合の放任と忘れたくないスピリットを伝える。

「想像創造」
何かを創り上げるには想像力が必要。与えられたものではなく、自ら考え想像することを大事にする。

「絶対相対」
自分という「絶対的な存在」とそれを取り巻く「相対的な存在」があって生きている。人だけでなくモノや環境も感じるプログラムにする。

「全身全霊」
舞台上は誰も守ってくれない。全身からパワーを放って表現すべし!

「人間讃歌」
一人ひとりから生命力を感じるプログラム、空間、時間を創り出す!

しんどいこともたくさんありました。
体調も悪くしたし、白髪も増えたし、日々の仕事に影響が出たこともありました。
だけど、軸はぶれなかったと思っています。100%でなくても、私が伝えたかったことや感じて欲しかったことの一部は、確実にみんなに伝わったと思ってます。

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演出に応募した課題文にこう書いていました。

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個性の尊重=「ありのままの自分で良い」的な考えは、自分を取り巻く環境を相対的に捉えられていないと、単なる自己中でしかないと思います。
相対的な自分以外のも(人、事象、環境全て)を尊重したうえで、絶対的な自分という存在(個性)を強め、取り巻くものとの共存を図ることではないかと思います。
また、それらを実践できるのは「思考力・想像力」があるからではないかと思っていて、思考をめぐらし、未来を想像したビジョンを1人1人が持っていることが、「人」が響きあう社会ではないかと思います。
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私は自分のことが好きでも嫌いでもないけど、「唯一無二の存在である」という自覚はあります。自分は絶対的な存在だと思っています。
不甲斐ないところも、人間としてまだまだなところも全部ひっくるめて「私」です。

28期はそんな「私」で全身全霊で挑みました。
それは、支えてくれる人、ついてきてくれる人、引き上げてくれる人、喝を入れてくれる人がいるからできること。
「人」の中にいないと「自分」は見えないのだと改めて思いました。

「人は人でしか磨かれない」

たくさん反省はあります。でもだから前に進めます。
私を磨いてくれたキャスト、スタッフ、支えてくれた全ての仲間に改めて感謝し、社会に還元すべく、今後も自分をキュッキュと磨いていきます。

本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします!

28期演出 長紘子(オサ)