【28期東京】知ることで始まる一歩 | NPO法人コモンビート
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【28期東京】知ることで始まる一歩

アンニョンハセヨこんにちは!
あっという間に6月に入り、我々にとって熱いだけでなく暑い毎日も始まりましたが、
5月31日(土)の28期練習を、赤大陸の岩本亮(りお)が報告いたしまーす!
先週の合宿では石巻の地で貴重な体験をし、東北公演キャストとの絆を胸に、キャストたちの士気は一段と高まってます。
さらにこの日午前中は、10周年記念ミュージカル『Here,We…』のゲネプロ(本番前の通し練習)を観る機会があり、みんなよい刺激を受けたようです。
そんなわけで、練習はいつもと違って午後からのスタートでした。
まず最初にチケットタイム。
グループトークにて、今誰に一番観に来てもらいたいか、チケットを届けたいかをシェアしました。
印象的だったのが、家族というものすごく身近な存在なのに確執があり、でもやっぱ打ち解けたい、そんな思いを共有してくれたキャストもいました。
もしかしたらチケットがその架け橋になってくれるかもしれないですね。
来週は全員が1人1枚届けることが目標です!
その後は、韓朱仙(チュソン)によるワークショップ『世界がもし100人の村だったら』
これは世界の人種、言語、年齢、経済力などを100人に置き換えてみることで、
世界について理解を深めようといったものです。

やってみて気付いたのが、理解しているつもりだったけど全然理解していなかったこと、
そして、自分たちが当たり前だと思っていたことが世界では当たり前ではないということ。
例えば、先進国がいかに資源を無駄遣いしているか。
それらの気付きをもとに、今自分たちができることを考え、各自が実施する行動を宣言しました。

私たちは今回のワークショップでたまたま世界の現実を知ることができました。
だからこそ、小さなことかもしれないけど社会に貢献する一歩を踏み出せるのだと思います。
もし知らないままであれば決してできなかったこと。
コモンビートのプログラムは、単に歌やダンスの練習だけではなく、様々な学び、考える機会があるところが素晴らしいですね。
その流れで、韓朱仙(チュソン)リードのもと、後半シーン練習を立て続けにやりました。
世界を理解したところで、世界平和をイメージしながらの「願いをのせて」。
先週の石巻合宿に引き続いての「Rebirth」は、通常とは異なりスピリットを円に囲う隊形でやりました。さらには「名もなき我が祖先」。
後半シーンの歌は歌詞の1つ1つに重みがあり、本当に心に響きますよ。

大休止をはさんでからは、「Keep the Beat」のリズム遊びと、サビパートのダンス振り落としでした。
無茶ぶりと思うくらい盛り沢山の内容でしたが、キャストたちは食らいついていきました。
後半シーンの練習は始まったばかりですが、今回流れを知ったことで、各キャストがシーンを理解し、考え、表現につなげていけると思います。
練習の最後は衣装タイムでした。
ミュージカルの基本衣装は、ほとんどのキャストが自分で用意します。
既製品を買ったり、リメイクしたり、生地から作ったり。

早くも再来週が70%完成チェックだそうです。
衣装作成の参考のため、何人かが過去の衣装を着て披露し、自分も去年(24期)の衣装で前に出させてもらいました。
ちなみに自分は染めるという手法を取りましたが、70%完成チェック時は染める前で、黄大陸なのに黄色が1ミリもありませんでした。

28期はみんなどんな衣装を作るのでしょうね。

本番公演8/1(金)8/2(土)まであと2か月です。お楽しみにー!

岩本亮(りお)

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