代表理事ゲスト出演~ソシモサロントークライブ報告~ | NPO法人コモンビート
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代表理事ゲスト出演~ソシモサロントークライブ報告~

7月25日に虎ノ門の海洋船舶ビルにて、ソシモサロンのトークライブが行われました。
そのゲストとしてコモンビート代表理事の中島康滋(こうじ)と韓朱仙(チュソン)が招かれました。
本人達もコモンビートを見つめ直すいいきっかけになったというトークライブの様子を事務局スタッフの萩本秀晃(ひで)がお伝えします。
▽サロンの様子が映像でアップされました。ぜひご覧ください!

Socimo SALON vol,3 活動報告 ~サロンの魅力をおすそ分け~


始まりからコモンビートがこれまでどんな運営をしてきたかなど、赤裸裸な話が出てきます。
初めての公演は、参加者でお金を出し合って、失敗したら戻ってこないという覚悟で実施したという話や、今扱っているお金は「善意の気持ちで集まったお金だから慎重に使う。」「収入より支出を増やさないという当たり前のことをやる。」といった団体としてどう向き合っているのか、という話も聞く事が出来ました。
また、それぞれの半生を線グラフに表して、どんな半生を送って来たかの紹介があり、決して順風満帆で進み続けて来た訳ではなかったんだな、ということがわかりました。
お題は気持ちの浮き沈みをグラフにするということだったようですが、チュソンに関しては、気持ちの浮き沈みはなく「静」と「動」でグラフを作っていて、モノの見方一つとっても、こういう見方があるのか、と気付かされます。
全ての話を載せたいところですが、さすがに伝えきれないので、トークライブを通じて私が「なるほど~!」と思った話を一つ紹介します。
それは、「来る人のモチベーションを保つ為に」どうするか、です。
コモンビートには事務所があり、事務所に次々と人が集まって来ています。
他のNPO団体でも同様に事務所に人が集まるらしいのですが、長続きしない。
特定の人しか来なくなる、という悩みがあるそうです。
しかし、コモンビートにはそれがない。何が違うのかというと、「来る人には必ず話してもらう時間を持つ。自己主張してもらう。」ということだそうです。
主催者側の「決定事項を決める。」という目的と、参加者の「参加しにくる。」という目的が違うというところにポイントがあるそうです。
参加者は「発言が出来ないと参加さえしていない。」という気持ちになり、次に来る事がなくなってしまうという話でした。
参加することそのものに意味がある、という考えは、当たり前のように思えてなかなか意識出来ていないことだと感じました。
このイベントを通して、さらにコモンビートのことがわかった気がしています。