【31期九州 】プロデューサー挨拶 公演を終えて | NPO法人コモンビート
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【31期九州 】プロデューサー挨拶 公演を終えて

こんにちは、31期プロデューサーの星亮輔(りょーちん)です。

6月6日、7日の公演にご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
たくさんの応援に支えられて、コモンビート31期公演は大成功にて幕を閉じることができました。

私自身、初めてプロデューサーという立場で関わらせて頂き、今まで見えていなかったところまで見えてきました。見えれば見えるほど、どれだけ多くの人の支援があることか知ることができ、感謝の気持ちが抱えきれないほど多く、大きくなっていきました。キャストのみんな、スタッフのみんな、当日会場運営をしてくれたみんな、ご来場の皆様、当日はいらっしゃることができなくとも応援してくれていた皆様へ、あらためてお伝えします。

あなたに大いなる感謝をしています。ありがとうございました!

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公演では、ひとりひとりの活き活きとした表情をご覧いただけたと思います。それらが一つとなり、大きなエネルギーとなって皆様のもとへ届いたと信じています。しかし、ひとりひとりが自分の力を表現し、一つとなるのは簡単なことではありませんでした。

「国籍・職業・性別・価値観。
世界には誰一人として同じ人はいません。

その違いから、ときにぶつかりあうこともあります。 
でも、同じ目的を持ち、一人一人が本気で臨むことで、わたしたちは大きく前に進むことができました。」

これは舞台よりキャストキャプテンの太田郷子(ごーちゃん)からお伝えしたメッセージの一部であり、100日を本気で駆け抜けた私たちの総意です。

育った環境、培った経験は皆それぞれ異なります。その違いはそれぞれの個性的な魅力となり、皆、計り知れないパワーを持っています。しかし、違いを恐れることは、その魅力を押し込めてしまうことに繋がります。お互いを知らない者同士で集まった私達も例外ではありませんでした。

大切にしてきたのは「受けとる心」。違いを知り、受け止め、理解しようとする心です。
100人いれば、自分とは相入れない考えもあります。それでも、視点を変えることで理解ができたり、とことん聞くことで新しい発見があったりと、「受けとる心」によって自分自身を高めることができました。

そして、「受けとる心」は個性を表現することへの自信になります。「違ってもいいんだ」と自分の魅力を恐れずに表現することができる。同じ目的へ向かい、誰もが持っている魅力を余すところなく出し切れば、大きなことをやってのけると、今、確信を持って言えます。

これは、表現活動に限ったことではありません。私達も含め、日常いたるところに違いは存在します。それほど難しいことではありません、「受け取る心」目を向けることに私たちの公演が繋がれば嬉しいです。

個性が響き合う社会へ!これからもコモンビートは活動を続けていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

31期九州100100日プログラムプロデューサー 星亮輔(りょーちん)

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