極寒の琵琶湖合宿 1日目 | NPO法人コモンビート
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極寒の琵琶湖合宿 1日目

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こんにちは!!!
1月15・16日、各地で降雪が伝えられる中、
たくさんの防寒着と期待を胸にびわ湖青少年自然の家へ合宿に行ってきました!
初日の練習について、ノーザンブルグ(緑)の永井啓美(ロミ)がお伝えします♪


11時に集合して軽く自主練習などした後、昼食は各々が好きなものを持ってきて、それをみんなで食べるという素敵な持ち寄りランチでした。
誰がどんな料理を作ってきてもOKということだったのですが、サンドウィッチやおにぎり、煮物にサラダ、デザートにはガトーショコラや安倍川もちなどとてもオシャレでちょっとしたお店のランチ以上のものが並びました。
みんながみんなのために心を込めて持ち寄ったご飯はとても美味しかったです。
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そして練習へ、まずはウォーミングアップから。
円になって腿上げやスキップ、ランニングで少し体が温まってきたところで、
2人1組になって壁を手に足を相手に支えてもらって開脚していく柔軟運動を行いました。
あちらこちらで顔が歪んだり、唸り声が響き渡っていました(笑)。
が、柔軟はもちろんのことダンスや歌でも重要な腹筋も鍛えられるということで、
とても真剣に取り組みました。
そして今回のダンス練習では立ち位置の確認がメインで行われ、
本番に向けていよいよ形づくられていく感じがしました。
私の所属しているノーザンブルグの民族ダンスは隊形がかなり重要なので、
一人でも立ち位置を間違えると大変です!
楽しく美しく踊りながらも常に位置確認は意識しつつ…なかなか難しい難しいんですよね (^_^;)まだまだ大きな課題です。
歌練習では最初に、滑舌を意識して「あいうえお」→「いうえおあ」→「うえおあい」と50音順で、
なるべく早く言えるように練習しました。
また、歌詞を文節ごとに区切ってその言葉の一つ一つの単語を意識して”頭の音”は
特にしっかりと歌いました。
そうするだけでメリハリが出て、とても伝わる感じになったので驚きました。
改めて…になりますが、私たちが演じるのはミュージカルです。
つまり歌そのものがセリフと同じなんです。
そのため、歌うときには感情を込めて、
言葉の意味を意識して歌う(伝えようとする)必要があります。
歌詞の一つ一つをしっかりと丁寧に意識しながら練習を行いました。
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そのあとはチャンボボ(赤)とノーザンブル(緑)対抗のアクティビティということで
2人1組になり押し相撲を行い、続いて民族ごとに馬跳びとムカデ競争!!
結果は惜しくもチャンボボの勝利となりましたが、
民族みんなで声と呼吸を合わせることができて一体感を感じられました。
そして夕食は唐揚げとハンバーグ!
数時間前の昼食で「お腹一杯~♪」と言っていたにもかかわらず、
美味しくペロッと食べてしまいました。
今回の舞台はスタッフも含め全員で51名。
食事は各々がまだあまり話したことのない人の所へ行き、交流を深めていました。
体を動かしお腹も一杯になったところで、今度は頭を使う作品理解の時間です。
民族に関係なく4つグループに分かれてディベートを行なったのですが、
その一例を紹介したいと思います。
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「愛する家族や仲間を守るため自分が生き抜く為に、
他民族との交流場所でもあった神聖な土地を開墾することにした領主がいました。
(それにより後々争いが起きてしまいます)」
―このことについて自分たち個人の意見は関係なく、
クジによって決められた賛成・反対の立場で納得のいく主張ができるかというものでした。
賛成・反対意見をそれぞれのグループで話し合い、ディベートを行いました。
様々な主張が出ましたが、正解などはなく立場や考え方によっても違ってくるといった、
このナカトピアが投げかけるテーマにも通じるとても深い内容でした。
ミュージカルを観てくださったお客様が私たちと同じように、
何かを感じて考えていただけるきっかけとなれば嬉しい限りです。
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そのあと、ナカトピアの象徴ともいえる大道具の木の葉や幹の部分をみんなで作る作業を行いました。
木の葉一枚一枚、みんなで協力して丁寧に作っているので、是非ここにも注目してみてくださいね!