100日がパッカン! | NPO法人コモンビート
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100日がパッカン!

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いよいよ19期のほとばしる100日が始まりました!
初顔合わせ合宿の様子を、芝琢也(たくや)がお届けします!


異例尽くしのこの19期ですが、その開幕もまたこれまでの期とは一線を画しています!
なんと、初顔合わせ合宿、まだお互いの顔も名前も、
誰がスタッフかも経験者かも、
はたまた誰がキャストか、施設の従業員さんなのか(笑)、
それさえも分からないまま、
なんといきなりバーベキューで19期スタート!!
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最初はやはり、初々しく、心の距離も遠いもので、
割り箸、紙コップ、紙の皿に、焼肉のタレを持って、静かに呆然と立ち尽くすキャスト達(笑)
スタッフが相変わらずのハイテンションで部署紹介をしても、
やはりどこか肩の力が抜け切れていない感は否めません。
そこはやはり関西ということで、
ここでみんなの心の距離をぐっと縮めるアクティビティをご用意していました!
題して、
「ハマグリパッカン!!ゲーム…のはずが、ハマグリ売ってなかったからアサリがパッカンゲーム!!!」
説明しよう!
これは、チームに分かれ、代表者がハマグリ……じゃなくて、アサリを選別し、
それをバーベキューの網の上で加熱し、一番先に割れたチームが勝ち!!
という、最高にハイテンションで盛り上がるゲームです!
みなさん、チームごとにアサリに対して熱い声援を送っており、
アサリがパッカンするころには、みんなの心もパッカン、オープンマインドになって、
徐々に初参加のキャスト同士が談笑する姿も見受けられるようになりました。
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バーベキューですっかり打ち解けた後は、
オーディションに向けてのダンス練習、そして同時進行でコモンビートの団体説明が行われました。
コモンビートのオーディションは、上手・下手、合格・不合格を決めるものではなく、
その人の適正を見るためのものです。
そのための、ひとつの課題となるダンスが、ダンス部の斉藤久美子(く~みん)さんの指導のもと、行われました。
「ダンスなんて全くやったことありません」って人にとっては、プログラム開始後、これが最初のダンス体験。
なかなか苦労している人も多かったですが、みなさん、楽しそうに踊っていました。
キャスト同士でダンスを教えあうというのも、また一つの交流のきっかけとなるんですよね♪
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そして、同時進行では、総合演出の安藤悠一(あんどぅ~)さん、安達亮(りょう)さんによる団体説明が行われました。
やはり「ミュージカル団体ではない!」と謳っているからには、
私達の「共通の鼓動」ってやつもしっかりと知っておいてもらう必要があるわけですが、
この二人の楽しいリードのもと、みんな、十分に理解できたのではないかと思います。
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そして、キャストによっては夜遅くまで自主練が行われた翌日、いよいよオーディションのスタートです。
キャストの大半にとっては、人前で、「見られている」という前提で、
アカペラで歌を歌うなんて、初めての経験ではないでしょうか。
やはり緊張している姿が多く見受けられましたが、それでも皆さん、100人が100通りの方法で、自分というものを存分にアピールできたのではないかと思います。
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そしてそんなオーディションのぴりっとした空気の中……
一方、ローテーションの違う別グループは……
電車ごっこしてました(笑)
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忠澤直美(なおみ)さん、松本佳耶(キャサリン)さんのリードのもと、電車ごっこゲームです。
参加者を二分してペアを作ってもらい、電車ペアの通行を、トンネル(鉄橋)ペアがサポート・そして邪魔します。
引っかかってしまったらペア交代、そしてその際に、相手を、何か「褒めないと」いけません。
こんなに素敵な仲間が集まった私達なのに(笑)、いざ急に褒めろと言われると難しいもの…
しかし、これも今後、ミュージカルという作品を作り出す上で、客観的に意見をいう上で大切なことなのです!
みんなの親睦を深めるという楽しいアクティビティの中にも、そんな意図が、ひっそりと含まれているのでした。
そしてまた別グループは、神谷宗孝(タイガー)さんのもと、今回の目玉とも言える、
「農ミュージカル農ライフ」のプロジェクト説明を聞きました。
これもまた、農業なんていう”非日常”なものを、タイガーさんらしい、”非日常”なスタイルでお伝えいただき、今まで漠然としていた、”農業とミュージカル?”というのが、一気に鮮明になったのではないかと思います。
こうして、100日間の幕は切って落とされました。
この、仲間たちと、どのような100日間を過ごし、どのような舞台を仕上げるのか…
正直、今はまだまだ見えてこないキャストが大半だと思います。
右を向いても左を向いても、知らないキャストばかりなので当然でしょう。
ですが、オーディション時のきりっとした表情、そしてアクティビティ時のみなさんの笑顔を見ていると、きっと、きっと素晴らしい物が出来るに違いない。
私は、そう確信せざるをえないのです。
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