【100日の感想】「感謝を胸に。」@秦結有希 (はな ) | NPO法人コモンビート
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【100日の感想】「感謝を胸に。」@秦結有希 (はな )

【感謝を胸に。】

100日間を終えて純粋に感じていること。
「ありがとう。ありがとう。」
過去、これまで巡り合った方々、これからの未来、全てに感謝!

ピアノに演劇にバンド。昔からステージに立つことが好きだった。
仲間と味わう達成感と、目標に向かって成長していく過程を楽しんでいた。
大人になって始めたダンスも、やっぱり”パフォーマンス”が好きだった。
相手の心に響かせたい。そんな気持ちは持ち続けていた。

そして去年の冬。
ご縁があり東北の被災地復興イベントでダンスを披露させて頂いた。
「感動した。」
「勇気をもらった。」
見知らぬ土地で温かい言葉をかけて下さるたくさんの方々。
被災地という傷が残るその場所で、人を勇気付られるのはやっぱり人なんだと気がついた。
それを発信できる場所としての”舞台”で自分の可能性を広げたい。
私の中に生まれた挑戦の気持ち…
「次はもっと大きなコトをしてみない?」

でもどうやって?誰と…?
実現する手段が見つからないまま仕事に忙殺される毎日。

そんな中で巡り合った体験会。
「個性輝く社会をめざす」という理念。
そして世界との繋がりを持つコモンビート。
私の過去の経験や想いが完全にリンクする。
ワクワクが止まらない!100人で5000人の客席に向けて発信できるんだ!
スタッフのキラキラした笑顔もやりたい気持ちの背中を押してくれた。

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こうして100日間が始まった。

最初のころはうまく馴染めず、様々な思いが巡る日々。
ゴールまでの道筋が見えない不安。
積極的に発言できない自分。
好きだったダンスもジャンルが違って自信が持てずにいた。

そんな私を支えてくれたのは家族のような仲間たち。
頑張ってる姿を見ていてくれる。
頼ってくれる。
徐々に自信を取り戻す。

言うか言わないか迷ったら言ってみよう。
やると決めたら妥協はしたくない。そんな私を受け入れてくれるみんながいた。
仲間への信頼も高まっていった。

いつしか毎週みんなに会うことが楽しみで仕方なくなっていた。
みんな違ってみんないい。
個性を認め合う空間を自然に感じられる空間が心地良かった。

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コモンビートのミュージカルは歌やダンスの練習だけでは終わらない。
シーン作りのために戦争や祖先のことを考えた時間は何気なく過ごす日常の行動の変化にも現れた。
9月のある晴れた日のこと。
お花屋さんの前を通り過ぎた時、ふとお墓参りに行こうと思った。
お花を買って季節を感じ、祖父母や、現世では会うことのなかったご先祖様にも感謝を伝えに行った。
平和なこの国に、今の満たされた環境に、それを過去から繋いでくれたことに、「ありがとう」。

こうした100日を越えて迎えた本番。
全員が主役の舞台。1人1人が輝いている姿が、感動、勇気、パワーとなって
Gキャスト(お客様)の心に響いた。公演を見てくれた大切な方たちの前向きな気持ちや行動に繋げることができた。
想いが実現できた。
大好きな仲間と一緒にやり遂げたんだ!

ステージの上で感じた満員の客席との一体感も最幸の瞬間だった。
過去、今、未来。みんな。
「すべてのことに、ありがとう。」

1つの目標に向かって真剣に過ごした仲間は人生のかけがえのない宝物。
100日間を一緒に過ごしたみんなからは「自分らしさ全開でいいんだよ。」と、そんな自信をもらうことができた気がします。
一番のありがとうは、一緒に歩んできた仲間へ。
感謝と自信を胸に、これからも好奇心のアンテナ高く、欲張りの頑張りで、社会にキラキラ感動を伝え続ける生き方をしていきたいと思います。

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29期青大陸
秦結有希 (はな )