【100日の感想】『線は自分で越える』@稲垣 翔一(しぐれ) | NPO法人コモンビート
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【100日の感想】『線は自分で越える』@稲垣 翔一(しぐれ)

僕は堀尾篤史(ぴか)さんの紹介でこのミュージカルを知りました。

去年、彼が出演している舞台に誘われて、思わず感動してしまって、

「次は僕もあの舞台に立ちたい!」

って思ったのがきっかけです。

100日前は、すごく不安でいっぱいでした。果たして仕事との両立がちゃんとできるのだろうか。

異なる背景を持つ100人が集まって、果たして自分は浮いてしまわないだろうか。100日後にどうなっているんだろうか?

でも、そう言って「やらない」選択をするのは嫌いだったので、やることに決めました。

学生時代に演劇部に入っていたし、もともと歌やダンスで何かを表現するのは大好きだったので、毎週末が楽しみになってきました。週末が楽しみすぎる!

その理由は、歌やダンスやシーンの練習だけでなく、やはり105人の仲間と繋がっている実感が嬉しかったから、みんなで支えあって、一つの物を作っている実感が嬉しかったら。

あ、僕もこの輪の中にいるんだなって。

そう思ったら、なんか、ことあるごとに涙が出てくるようになって、練習中によく泣くようになりました。

本番が近づくにつれ、その傾向は強くなる。

あ、自分の感情は、まだこんなに動くじゃないか。

それまで、仕事と家の往復しかしていないような生活だったので、いつしか振り切れるほど感情が動くことも無くなっていました。

でもこのミュージカルを通して、自分の中にあるいろんな気持ちと出会うことができて、

あ、自分もまだまだイケるな!って思うようになりました。

公演当日、満員のお客さんを前に、緊張もしたけど、すっごく楽しかった!
何より105人の仲間たちと1つの舞台を作れて、本当に嬉しかったです。

最高の仲間だったよ。100日間ありがとう!
そしてこれからもよろしくお願いします。
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赤大陸 稲垣 翔一(しぐれ)