4月14日:後半配役発表&初戦争シーン!! | NPO法人コモンビート
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4月14日:後半配役発表&初戦争シーン!!

20th_120414_title.jpgボンジョルノー!!
はじめまして、緑大陸の水越洋佑(ようちゃん)です。
今回は4月14日に東海市青少年センターで行われた練習をレポートします。


この日は後半配役発表があるのでみんな朝からドキドキワクワク!!
私もこの1週間は何役でどんなシーンに出れるのかとずっと考えていました。
出欠確認後にインフォメーションをしてすぐに後半配役発表。
白井さやかさん(うめちゃん)がシーン名とソロ担当の人を1人ずつ名前を呼びました。
な!!っなんと!!その中に私の名前があるではありませんか!?
「名も無き我が祖先よ」の男朗読に選ばれた瞬間に
嬉しいという気持ちより、ものすごい重圧とプレッシャーを感じました。
しかし、この役を狙っていた人達を私は知っています。
その人達のために、自分を変えるためにも
私はこの朗読の役を演じて20期が最高と感じてもらえるように語りで発信していきます。
本番をお楽しみに!!
そして、ソロ役を代表して加納生彩さん(ありちゃん)が意気込みを宣言し、
壁に貼ってある自分の出るシーンを全員で確認しました。
その後はウォームアップ!!
アイソレーションとアップダウンの取り方など基本動作を中心とした運動で体をほぐしました。
そして、初の戦争シーンに突入!!
「決断の刻」グループ
「さぁ奏でよう」グループ
「BOXシーン」グループにかれて練習開始しました。
「決断の刻」グループはポール、スティック、ストンプに分かれてフリ確認を行い
私はポール隊なのでこの日のためにわざわざ来て頂いた、
舞台監督の中里友一さん(なかさん)に教えて頂きました。
武器の危険度、今までの期が使用してきた武器で
過去キャストの名前も記入されているほど愛着があり大切に使われてきたことを学びました。
ポールは各大陸5人ずつで分かれており、5人同時の動きで息を合わせないと成立しないほどとても難しいフリでした。
しかし、5人の動きが揃うと迫力のある戦争シーンが生まれるので、今後は動きを揃えることに集中して練習していきます。
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スティックは3つの中で一番小さいですが、もっとも頑丈で硬く人にケガを与えてしまうほど恐ろしい武器です。
スティック隊は周囲との距離と振り回すタイミングを入念に確認しながらフリを覚えていました。
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ストンプは長く鋭利なものなので曲がりやすく壊れやすい。
また、床に先端を叩きつけるフリもあるので人一倍武器に気を使いながらも迫力あるフリを覚えていました。
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「さぁ奏でよう」グループは、高見涼子さん(たかみー)指導のもと歌の音取り。
唯一のアカペラの曲なので呼吸を合わせて歌の入りとクリアにお客さんに届くように意識をして練習しました。
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「BOXシーン」は各権力者がセリフ合わせをした後に「さぁ奏でよう」グループと合流。
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次に白井さやかさん(うめちゃん)の「さぁ奏でよう」のワークショップ!!
最初は6~7人のグループを作り、戦後の様子を10分間話し合いました。
「女や子供しかいない」、「焼け野原」という状況や
「大切な人が帰ってきて喜んでいる人」
「何もかもなくして苦しくて叫ぶ人」などの意見が出ました。
次に感情を3つ選び、グループごとに1人1人が割り当てられた感情をセリフを考えながら
グループ全体が1つの静止画になるように話し合いをしました。
「大切な人が帰ってきた人」はセリフで「あなたお帰りなさい・・・・」などの意見が。
そして、グループごとに発表!!
静止画状態を見せて他グループの人達にどんな感情を表しているのかを想像してもらい
実際に感情のセリフを演じている人に言ってもらう。
そのあと、グループごとに誰がどんな感情を表していたのかを確認しあう。
次に全グループが横に並びセリフを言いながらポーズし動きました。
助けを求める人やそれを見てみぬふりをする人など、感情移入して本当に泣き出す人もたくさんいました。
そのあとランチを挟みシーンの組み立て!!
各シーンの立ち位置や入りはけの確認をしました。
「決断の刻」は曲調が早いので少しでも入りはけがズレると全体に影響してしまうので入念に確認。
そして、通し練習!!
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私はそこで初めて「さぁ奏でよう」と「BOXシーン」を見たのですが、
あまりにも惨くて迫力があった為に感情移入してしまいました。
他にもシーンを見て泣き出す人もたくさんおり、体育館全体が沈黙に包まれました・・・・・。
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初めて3つの戦争シーンをやりましたが
自分に怒り・嘆き・殺らなければ殺られる、誰も守れない
という、今までに関心のなかった感情が次々と出てきたことに驚きを隠せませんでした。
初めの段階でこんなにも感情移入してしまうと本番のステージではどんな感情が生まれるのか楽しみであり恐怖も感じます。
しかし、自分の新たな可能性を発見できた素晴らしい1日でした。